小型株投資の日記

株式投資の記録

2012-01-01から1年間の記事一覧

GDPギャップ 補足

先日のGDPギャップの補足です。近年はデフレ予想が定着しつつあるので、GDPギャップを埋めてもインフレになり難いと推測されることを示すグラフです。 内閣府データより 1991年から95年まではGDPギャップがマイナスであっても消費者物価はプラス圏であったが…

GDPギャップ

デフレになることの説明にGDPギャップがマイナスなので~、デフレになりますという表現があります。 GDPギャップ【需給ギャップ】 経済の実際の需要と供給力の差を示す数値のこと。商品やサービスの総供給が総需要を上回れば需給ギャップが大きくなり、総需…

銘柄sample

近日、ピックアップした銘柄を機械的に比較してみました。成長率と足元の決算は適当に見積もりますが、未入力です。細かい数字は間違いがあるかもしれません。 コード銘柄配当PER真のPERROE純比PBR成長率決算2128ノバレーゼ 4.84%7.28.413.9%54.9%1.005~20…

四季報CD

2012年秋の四季報CDを買いました。 スクリーニングの結果、自分好みの好財務+高配当+成長性で、ずば抜けて良い会社は見つかりませんでした。IPOもあまり良い会社は見つからず・・・。昨年のイーピーミント、ハウスコムあたりはすごく好きだったのですが、当…

フィリップス曲線を描いてみる

デフレが良くない現象であることを説明するときに、フィリップス曲線が用いられることがあります。 フィリップス曲線は失業率とインフレ率の相関を見るもので、インフレ率が低いと失業率が高くなることが示されます。 日本の場合の完全失業率とコアコアCPIを…

ぼくらの日本 を読んでみました

三橋 貴明さんの ぼくらの日本を読んでみました。日本の成長を信じている人、成長を信じたい人のために書かれた本ということです。 印象の残った記述 ・デフレ下で怖いのは物価の下落ではなく、所得の減少である ・国民同士で足の引っ張り合いは止めて、成長…

中国が減速だそうですが

最近、中国経済が減速していると指摘があります。中国といえば、自分の保有株にエーアイテイーという主に中国からの輸入を取り扱っている会社があるので、日中間の輸出入を見てみました。 http://www.customs.go.jp/toukei/suii/html/time.htm 中国経済が減…

日本の針路

これまでに、聞いたことのある日本の針路。個人的な見解です。 ①日本は破産するので、ハイパーインフレになるしかない。 藤巻健史、マスコミなど、ヒステリックで話題集め的。 ②デフレ派、デフレ推進派 日銀、円高至上主義的な傾向でデフレ脱却に消極的な印…

2012/8/31の株式運用状況

2012/8/31の資産状況 資産総額 91,538,892 (年初来+32.3%) 予想配当 3,211,600 (年初来+10.1%) 配当利回り 3.51% 売買:プロシップ一部売却、トレファク買い増し、ALサービス買い増し、エーアイテイー買い増し 配当:無し 入出金:無し 今月のみでは、+0.1%…

日本の借金はいつから増えたのか

日本は借金が多くて大変だとよく言われますが、いつ頃から増えたのか確認してみました。借金は多いが、資産も多いので、政府純債務残高のGDP比で確認しています。 引用元:世界経済のネタ帳, 出典: IMF - World Economic Outlook Databases(2012年4月版) これ…

ブレーク・イーブン・インフレ率

予想インフレ率と言えば、ブレーク・イーブン・インフレ率ということになっているようです。 ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)=国債利回り-物価連動国債利回り 物価連動国債は、物価が上昇するとその分だけ元金額が増加するので、インフレリスクを回…

CPIとか

よくインフレかどうか見るのに使用される数値を比較してみました。 CPI:総合 コアCPI:生鮮食品を除く コアコアCPI:食料及びエネルギーを除く GDPデフレーター:名目GDP/実質GDP CPIとGDPデフレーターの違い ・消費者物価指数(CPI)は家計消費を対象にし…

暴落のリスクはいつもある

ずっとジャスダックなど新興市場メインで株をやっていたので、暴落というとライブドアショックを思い出します。全銘柄が毎日ストップ安で1週間で半値になる位の衝撃だったように記憶してます。 あの頃はバカみたいに儲けている人も沢山いて、株価も今よりは…

外需主導のデフレ脱却は困難だろう

例えば今後海外の景気が持ち直して円安になったとして、外需主導のデフレ脱却が可能であるのか、過去のGDPデフレーター、為替、名目GDPをグラフ化してみました。 こうしてみると過去20年の良い局面は少なく、GDPデフレーターは1997年頃から一貫してマイナス…

マネタリーベースの推移

修正ソロスチャートからは、実質上のマネタリーベース(実際に市中に供給されているお金)を増やすと 円安=期待インフレ率の上昇 になるということでした。 その一方で、日銀がお金を供給しても、各金融機関はお金を日銀に預けたままにするから、実質上のマ…

為替変動の諸説

過去数ヵ月、色々な本やコラムを読んでみました。しかし、為替レートの変動に影響を与える要素は複雑で、容易には説明できない上に、人によって様々な説があり結局良く分からないという印象が強かったです。 長期的に為替の変動を良く説明できるという購買力…

最近の日本株が強いのはなんで?

過去3ヶ月のダウと日経平均と為替。 最近の日経平均ってなんだか強い。ボラリティが大きいとか、円安傾向というのもあるかも知れませんが、それにしても強い。 最近の出来事で思いつくのは、消費税増税、野田政権の近いうち解散、中国・韓国がやたら攻めてく…

マクロ経済について

マクロ経済について興味を持ったのは、半年ほど前のことです。 株を始めて10年ぐらいになりますが、個別株への株式投資家たるもの、マクロ経済なんて無視しましょう、と本に良く書いてあるので、ほとんど興味もありませんでした。株の投資成績もトータルで見…

住宅着工戸数推移

14年4月に8%、15年10月に10%へ引き上げる内容の消費増税法が成立しました。これでまた、失われた30年に向けて着々とデフレ路線を進んでいるという事かな。 それは置いておいて、増税後は景気に悪影響があると思うので、過去の住宅着工戸数推移…

カカコクム

カカクコムって優良企業で驚きます。利益率が高く財務も良好な内需成長企業。 2010年/2011年/2012年/2013年(予想)の売上高成長率と営業利益率は下記のような感じで、非常に優れた業績です。 売上高成長率 29.1%/33.9%/18.3%/24.6% 営業利益率 46.8%/50.3%/48…

雑記

最近は日経平均が何故か強い、逆に新興市場は弱い感じ。私のは今月に入ってから-4%で、このまま行くと今年一番の下げとなっています。 そんな中、プロシップの比率を下げていますが、時間がかかります。自分の売りで下げてしまうのは嫌なので、数か月かけて…

売買判断

プロシップ保有比率引き下げ、財務は最高だが ストックオプション多発⇒高い業績予想⇒下方修正 という繰り返しで気分が悪いため。下げも知れているとは思いますが、比率を27%⇒15%程度に引き下げる予定。 その分をトレファク、エーアイテイー、ALサービスな…

主力が軒並み10%も下がる

決算があまり良く無いとみられたのか、主力のプロシップ、イーピーミント、ついでにクリップが10%ほど値下がり。2年分の配当が一瞬で無くなるという。 プロシップは業績が悪いわけでは無いのに下方修正病、大企業向けのシステムが主力だから、各社の調子の…

2012/7末 資産状況

2012/7/31の資産状況 資産総額 91,438,627 (年初来+32.1%) 予想配当 3,306,500 (年初来+13.3%) 配当利回り 3.62% 売買:トレファク買い増し 配当:ファースト住建 282,150 入出金:無し 今月のみでは、-0.1%でした。小型成長株が元気な感じ。来月は何かと下…

高配当株の投資を成功させるために

配当利回りの高い株式投資を成功させるために、必要なことをメモしておきます。ここで成功とは、わざわざ高配当ということに注目しているので、”成功=受け取る配当金or予想配当の増額”とします。 ①配当利回りが、マーケット平均よりそれなりに高いこと 高配…

ハウスコム1Q

ハウスコムの1Qは損益はトントンながら、順当。プレゼン資料を見ると計画より順調という事ですが、昨年もそんな感じで3Qまで進んでいたのに、本決算が良くはなかったので話半分か。不況時でも持ち家から賃貸にする人が増えるので、大丈夫ですよと主張してま…

凄い下がった気がする

先月末比の指数を比べてみました。 日経平均:-7.1%、TOPIX:-8.3%、日経JQ平均:-3.5%、わたし:-2.2% 上げ相場に慣れると少し下がっただけで、凄い下がった気がして凹みますが、日経平均見ると贅沢は言えませんね。 しかし、日本の株ってだいたい下がっ…

東芝、NAND減産

東芝はNANDを3割減産すると報道がありました。今夏にも新工場を建設する予定になっているはずなんですが。 この円高で強気な会社だと思っていたのですが、なんだかチグハグ感があります。韓国vs日本では勝負は見えていますかね。 こんな調子だと一部の製造業…

調整続く

今日は良く下げました。ハウスコムもいい感じに下げたとも言えます。 そんな中、ALサービスは上方修正、増配、分割。これだけ上げても、PER8倍ちょっと。やっぱり主力に相応しい銘柄だったのかも知れない。 株価変動の要因の一つになっている円高を対策する…

ファースト住建から中間配当金を受け取り

ファースト住建から中間配当金 282,150を受け取りました。取りあえず、トレファクの買い増しに回します。 それにしても日本株は弱いですね。年初来では日経平均+2.5%、TOPIX+0.7%、日経JQ平均+12.0%。 なんだかんだで、今年のジャスダックは強い。自分の…