小型株投資の日記

株式投資の記録

マクロ経済について

 マクロ経済について興味を持ったのは、半年ほど前のことです。
 
 株を始めて10年ぐらいになりますが、個別株への株式投資家たるもの、マクロ経済なんて無視しましょう、と本に良く書いてあるので、ほとんど興味もありませんでした。株の投資成績もトータルで見れば、悪くは無かったので。
 
 
 しかし、私は製造業で働いているんですが、急激な円高が続いたままで、働いている会社も厳しい状況が続いており、なんで不況が続く日本が円高なのか?という疑問が出てきました。
 
 円高になったのはリーマンショック以降だと思うのですが、よくよく見てみると米国の株価はリーマンショック以前付近まで戻しているのに、日本の株価は全く戻る気配もない。何故、震源地の米国よりも日本経済が打撃を受けているのか?と単純に疑問に思いました。
 
 それで調べていくと、日本は世界でも例を見ないほどの長期のデフレ不況が続いているということも分かりました。しかも好転の兆しが無い。これは、根本的に間違った方向に日本経済が向かっているんじゃないの?と単純に思いました。
 
 ようするに、15年以上もデフレが続き、名目GDPと税収は下がり続け、国の借金は増えるばかり、国内製造業は瀕死、株は20年以上も下がり続け、景気が少し良くなってもすぐに腰折れ、個人の所得は下がり続け、所得が減るから結婚はし難いし子供も作りにくい、自殺者は激増で、年金はもらえるか分からない、マイホームもあきらめ、老後の貯蓄に励むが運用利回りは低いのなんの、消費税は上がり続けるが景気が悪くなり税収は下がる、他国にはなめられっぱなし・・・
 
 この間に様々な金融政策、財政政策が試みられたと思うのですが、まともな効果が得られていない。かつ、そんな国は日本だけ。
 
 この状況って、普通に考えて異常。変な方向に進み続けているのでは無いの?と思い、マクロ経済や為替などを学び始めました。株の投資方針とは直接関係無いのですけどね。