今週は崩れそうだったが、意外と粘っていた。短期的な反発はあったとしても、ズルズルと円高株安になるんじゃないかって懸念はある。
ハウテレ
2Q、過去最高の売上と営業利益。予想に対して明らかに良いかと問われると、下半期次第なので何とも言えないが、数字としては文句は無い。
エクストリーム
ロリポップのスチーム版がリリース。ゲームの出来も売上への影響も全然分からない。株価はポジティブ反応。
自民党総裁選は、どうですかね。
総裁選で色んな主張をする人がいますよアピールをして、興味を自民党に引き付けたいって狙いも大きいのかも知れない。
石破氏は金融引き締めと緊縮財政で最悪、河野氏も金融引き締め、小泉氏は金融財政政策は良く分からないが再エネ推進か、コバホーク氏も「経済は財政に優先する」と言うも具体性はゼロで元財務官僚なので本音がどこにあるのか分からない。高市氏は金融緩和+財政出動の方向ではある。
株式市場的に最も好感されそうなのは高市氏ではあるが、消費税は大切な財源や金融所得課税発言もあるので、金融緩和+微妙な補正予算+消費増税+株の増税 みたいな事も十分あり得る。
消費税を下げるべきと言う人は皆無。正論を言うと潰されるんだろうね。
最近のグロースは強い。先物売っておけば無リスクで大儲けできるみたいな雰囲気があったけど、様子が変わった。しかし、これだけ上げても年初来-5%なんだから、決して良いとは言えない。
均等分散リバランス戦略を採用して良かったところ
・資産の変動が少なくなった
・この会社に値上がりしてほしいと言う気持ちが無くなった
・特定の銘柄が暴落してもメンタル的に問題ない
悪かったところ
①売買が面倒くさい
②株価が大きすぎる霞ヶ関のリバランスが難しい
③銘柄への興味が薄れる
悪いところの①については、リバランス頻度が高すぎるとパフォーマンスが悪化していたから、月一回くらいのペースならそこまで負担では無くなるので問題は無いか。
③についても、自分でこの銘柄がメチャメチャ良いと思っても、なかなか上手く行かないから、特定の銘柄への思い入れはほどほどが吉と考えれば良いか。
リバランスは、目標を±20%を超えた場合に実施し、±5%以内に収める。
個別株の動き
好決算で上がった所で、分売暴落。響きレポートの指摘をやったともいえる。気持ち的には2Qは意外と悪くないのかな?
トレンダーズ、スポーツフィールド
両社ともイマイチ決算暴落からの自社株買い。これも一つのパターンかな。
個別決算
バンクオブイノベ
3Q、また四半期利益一億になってしまったが、許された。セルランで織り込み済みだったということか。GWのCMがダメだったのが原因で、株式会社刀との3年契約も一年で終了していたし、黒字ではやっているけど、四季報みたいには行かない。
構造計画研究所ホールディングス
本決算、特に無し。
アウトルックコンサル
1Q、増収減益。悪いとは思わないが、サラリーマン社長のためか、やる気が感じられない。
jig.jp
1Q、増収、決済手数料低減により利益率改善。プラットフォーム側で不当なリファンドがあり特損。自社株買い。これだけあっても株価は鈍い。
トレンダーズ
1Q、MimiTVでCM打たなかったので、いまいち伸びず。計画通りらしいが、株価暴落。メディカルマーケティングは情報無し。TVCMやれば、良かったのではないか?
エクストリーム
1Q、良いわけでは無いが、期待値も低いし、営業利益率10%はまあまあ。ソフトウェア仮勘定2,200万円は、ロリポップチェーンソーなのか、HMWのスイッチ予約ランキング週間18位。良く分からない。
今週から、均等分散リバランス戦略に変更。
信用は一旦クローズ。先行きにあまり強気になれない。
個人消費が弱い時は、金融引き締めと緊縮財政すれば良いんでしょ、みたいな理論には付いていけない。それとも前回の日銀ショックがあるから、生かさず殺さずで来るのかなあ。。。
とりあえず今後は、上限と下限を超えた場合に、リバランス実施。銘柄変更は随時。
株では幾つかの銘柄を保有して、ポートフォリオを作ることが一般的だと思う。
最初に10銘柄を10%ずつの比率で保有していたとしても、素晴らしい業績で大きく上げる銘柄もあれば、決算がイマイチで暴落する銘柄もあるのが普通。
そうなると、こっちの銘柄は20%、あっちの銘柄は5%というように比率が揃わなくなり、リバランスするかどうか検討することになる。ここで、20%になった銘柄は当然素晴らしい何かがあったはずだし、5%になった銘柄は不安にさせる何かがあったのかも知れない。
このため、リバランスするのはいつも愉快な話というわけでは無いはずだ。
ところが、最近になって「リバランスするだけで億万長者になれるのだ・・・」という声が聞こえてきた。
(最近コテンラジオのジャンヌ・ダルクを聞いたので、ジャンヌが聞いた神の声らしきものが、俺にも聞こえてきたのか・・・)
ともかく「リバランスをするのだ・・・」という声に導かれるままに、リバランスすべきかどうか検討を行った。
10銘柄10%ずつでスタートして、リバランスする、しないでパフォーマンスを比較した。銘柄は、グリムス、霞ヶ関キャピタル、プロシップ、DIT、バンクオブ、トレンダ、ハウテレ、スポーツF、オプティマス、アルファポリスの10銘柄。
リバランスは月末、もしくは週末に行うとした。手数料などの売買コストは考慮しない。この結果によると、リバランスを行う方がパフォーマンスが高く、ボラリティーも抑制できる傾向にあった。毎週よりも毎月が吉。
これは、意味のない株価の変動が非常に大きいから、こういう結果が出るのかなと思う。四半期決算にも過剰反応しすぎたり、ニュースも無しに半値になるとかザラにある。
ただ、長期的に下がり続けられるとどうにもならないから、3年くらいで見て業績トレンドが上向きってのは必須かな。
結論
リバランスするだけで億万長者ってのは言い過ぎだけど、パフォーマンス改善の助けにはなりそう。上げたら売り、下げたら買いを自然とできるし、株価の変動に一喜一憂することも減るだろうから、メンタルにも良さそう。
今週は利上げリスクを見込んで、不動産やネットキャッシュがマイナスの会社をかなり減らした。振り回され過ぎたが、やむを得ない。
グリムス 1Q
特殊要因で減益。上がる理由は無い。通期に対しては特に問題視しない。
DIT
24年6月期、予想は四季報に届かず。配当株としては、利回り3.5%で10%成長と考えれば悪くないが、物足りないかも。それで自社株買いがあるのか。
スポーツフィールド
2Q、一転減益へ。1Qが良かっただけに、印象悪い。受注は豊富だと言うが、、、
1Q、アニメ3本の効果で珍しく好決算。これが続けば良いけど、それも難しいだろうな。
2Q、通期増額して四季報より上。勢いある。
コンフィデンスインター
1Q、上振れ気味。
コラントッテ
3Q、増額。利益は凄い、今後売り上げをどう伸ばすか気になる。
1Q、利益額は十分な数字を出してきた。昨年中に増資の実施と長期借入の目途を付けてくれれば、良かったんだけど。保有株はかなり減らしてしまった。