デフレが良くない現象であることを説明するときに、フィリップス曲線が用いられることがあります。
フィリップス曲線は失業率とインフレ率の相関を見るもので、インフレ率が低いと失業率が高くなることが示されます。
日本の場合の完全失業率とコアコアCPIをグラフ化してみました。1971-2010年まで、年齢別に見ています。
結構綺麗な相関。失業率を下げるなら、コアコアCPIで3%以上ほしいところ。それにしても若者は悲惨、デフレのしわ寄せを一手に引き受けているような。
日本の完全失業率は他の国に比べて低いですが、統計の取り方の問題で実際はもっと高いという指摘もあります。