小型株投資の日記

株式投資の記録

外債購入ってのは無いんじゃないの

最近話題の日銀の外債購入
 ”日銀の外債購入についても、政府の考え方は消極的だ。安倍首相は18日の予算委で、「国際的に議論になっている外債を買うという考え方もある」と発言したのに対し、麻生太郎財務相が19日の閣議後会見で、「外債購入する気はない」と打ち消しに躍起になった。安倍首相も19日の予算委で、「(この問題では)発言を控える」と軌道修正している。”
 
 日銀が外債を買う意味が良く分からないのですが、為替介入目的で実施して円安にしてしまおうということです。普通に日本の国債を買ってインフレ期待を高めればいいものを、為替介入気味にするのはどうなんでしょう?
 
 為替介入してでも円安にしてしまえってのは、円高がデフレの原因という考えから来ていそうで、順番が逆なんじゃないのかと思います。介入で為替操作しようって発想もおかしいし、そういう事を公然とやってしまうと外国も介入してきて、ややこしいことになりそうな・・・。そうすると、50兆円の外債購入を主張している日銀総裁候補の岩田一政さんとか大丈夫かな。伊藤さんは消費増税賛成とかTPP大賛成と主張しているけど、デフレギャップを理解していないんじゃないのか。武藤さんが来ると円高株安決定だし、白川サンよりはマシなのか。
 
 日銀総裁候補の人の主張を調べてみたのですが、岩田規久男先生しか正しい考えの人はいないし、金融緩和一筋なのもこの人だけ。安倍首相が本気なら、岩田規久男で決まりじゃないのと思います。
 
 日銀総裁人事も熱い。