最近、某銘柄を取引しているのですが、アルゴが酷くて腹立たしいこと、この上ありません。
その内の幾つかを紹介します。
*実際に体験したことではありますが、取引中にスクショは取れなかったので、あくまでイメージの板です。
さて、↓のような板がありました。
ここで、749円に100株の指値買いを出しました。普通は約定すると思うのですが、別の人の注文が割り込んできて、私の注文は約定せずに取り残されました。
え、どういうこと???
続いて、このような板がありました。
760円に100株の買いを出してみました。すると、自分の約定は760円なのに、板には変化が無く株価は758円のままでした。それって、おかしく無いですかね。
指値が負けるなら成り行きならどうかと思って、成り行き100株買いを出しましたが、結果は同じで約定は760円、株価は758円のままでした。
次のケースでは、
761円に200株買い注文を出しました。すると、761円で200株約定したのに、板には変化が無く、761円に200株売りのままです。なるほど~、デカい指値があると株価は動いてしまいますからね、まあそれは分かりますと。
じゃあ、761円に900株買いを入れました。すると、761円で900株約定して、761円には200株売りのままで変化ありません。
なるほど、なるほど、それではと、761円に900株買いを10回以上ポチってみました。すると、761円には200株売りのままで変化がありません。負けた・・・
ちなみに、この銘柄の出来高は一日5,000株程度です。それに対して、1万株以上の売りアルゴを同一価格に設定するっていう。。。
このタイプはステルス注文と言うみたいですが、全然ステルスになっていませんな。普通の感覚だと株価への影響を抑えるため、極端なこと控えると思うんですけどね。こういう事をされると、ついつい大株主と大量保有報告書を確認しちゃいますね。
以上いくつかの事例を紹介してみました。最近はアルゴの類も進化しているのか、他人の注文に割り込ませるのを普通にやっています。個人では他人の注文に割り込ませるのは、難しいと思うので、おそらく機関がやっていると思います。
更に言えば、機関が他人の注文を利用して利益を上げるのは称賛されるけど、個人がやると犯罪というかグレーになってしまう取引かも知れませんね。
こういうアンフェアな市場に対して、個人投資家が対策するなら、小さな単位を1円刻みで指値して気長に待つしかありませんね。もしくは取引上の少々の不利は気にせず大きな値幅を狙っていくか。
理想を言えば、取引回数も抑えられるので出来るだけ大きな値幅を狙うのが良いと思います。