小型株投資の日記

株式投資の記録

2020年 業種別所得ランキング

 令和2年度の国税庁の申告所得税のデータから、業種別の平均所得ランキングを作ってみました。個人事業主の所得の比較になります。

 とりあえず、業種の大きい区分で所得の多いほうから並べてグラフにして見ました。人員は人数です。

f:id:physis2019:20211219235846p:plain

 所得が多いのは、医療保険業の768万円、士業の549万円、鉱業367万円、建設業276万円となっています。鉱業の人数は153人なので除外しても良いと思います。

 なお、個人事業主の事業所得全体の平均は、223万円となっています。控除は100万円以上あるはずなので、年収で考えると350万円を上回るくらいでしょうか。

 

 

 大区分では大雑把すぎるので、もう一段細かい区分でも所得ランキングを作りました。平均所得300万円以上を上から並べてます。

f:id:physis2019:20211220000754p:plain

 高いほうから、病院/診療所が2,114万円、弁護士1,040万円、歯科医1,020万円、税理士/公認会計士725万円、職業選手/競技関係者/職業棋士667万円、獣医606万円、その他の法務専門サービス(特許関係?)509万円。

 何れも簡単になれる仕事とは思えませんし、これら合わせても21万人の人しかおらず総人口の0.2%未満です。

 

 

 これを見ると、それなりに稼ぎたい普通の人は事業なんかやらずに出来るだけ大きい会社でサラリーマンやるのが一番良さそうです。

 

引用元:令和2年度統計年報「2 申告所得税」を掲載しました(令和3年10月29日)

国税庁統計情報|国税庁 (nta.go.jp)