小型株投資の日記

株式投資の記録

子持ちFIREなら、年収1,000万円くらい必要かも

 最近は自分の事よりも、子供に出来る限りの支援を優先して考えています。ジュニアNISAをやったり、習い事のサポートしたり、家庭で問題集を毎日見たり。

 中学受験も視野に入れて、塾をどうするか考えたり。

 

 その一環として、子供の学力には、どういう要素が重要なのか気になり、お茶の水女子大学の「保護者に対する調査の結果と学力等との関係の専門的な分析に関する調査研究 」というレポートを読んでみました。

 

 それによると、学力が高い子供の家庭環境は以下の傾向にあるそうです。

世帯年収が高い

・父親の最終学歴が高い

・母親の最終学歴が高い

・テレビなどの時間を決める

・勉強の意義、将来の進路、学校での出来事、社会のニュースなどについて話をする

・家に本がたくさんある

 

 これらは普通のイメージ通りで、特に疑問もありません。

 しかし、ちょっと違和感があるデータも幾つかありました。

 

 まず、父親が単身赴任中であると少し学力が高い傾向にあり、母親が単身赴任中であるとかなり学力が低下しています。

 また、父親の帰宅時間が遅いほうが学力が高く、帰宅が早かったり就業していないと低下する。逆に母親は未就業や帰宅が早いほうが学力が高く、帰りが遅いほど低下していました。

 

 これだけを見ると、父親は家にいないほうが学力が高くて、母親は家にいるほうが良いとなります。

 父親が家にいないほうが良いとなると、FIREすると子供の学力が低下してしまうじゃないかと心配になりました。

 

 しかし、レポートには続けて、経済力や両親の学歴を考慮すると、帰宅時間と学力の相関が無いとしていました。つまり、父親が未就業や帰宅時間が早いと収入が低下するため、学力に悪影響を及ぼすという事のようです。

 

 ですので、金持ち父さんが家でダラダラしても、子供の学力に悪影響が出るわけでは無さそうです。

 

 子持ちでFIREを目指すなら、経済的に不自由しないレベル(~年収1,000万円相当)を目指すと、子供にとっても良さそう。