日本の実質賃金は30年も下がり続けており、総貧困化が進んでいると言われます。
これからも改善されることは考え難く、ますます賃金が切り下がり貧乏になって行くのがメインシナリオでしょう。
これは、経済政策が全然上手く行ってないとも言えますが、その一方で家計資産は過去最高と良くニュースになっています。
資産よりも純資産で見るほうが良いかと思いまして、日銀の資金循環統計から家計の純金融資産を計算してグラフにしました。純資産は1997年に比べると、最近では2倍程度に増大しています。
失われた30年で、暗い日本のイメージがありますが、実はその影ではウハウハで笑いが止まらない人たちもいるんじゃないかな~。
純金融資産の格差がどうなっているのか気になるところでしたが、古いデータしか見当たらず断念。