上場株式における個人保有の割合が減っていましたが、もしかすると創業者などの主要株主が資産管理会社に名義を変更しているのかなと思いまして、一応確認してみました。
株式会社などは民間非金融法人に含まれるという事ですので、グラフに含めてみました。
家計+民間非金融法人企業で見ても、減少傾向は変わらず。民間非金融法人の割合は1997年の26%から近年は21%に低下してました。どっちにしても国内勢はあまり元気が無い感じです。
元気なのは日銀ぐらいでしょうかね、あの人たちはいつまで買うのかな。。。
他に家計保有の株式比率の低下の原因には、相続の時に株は売却することが多いというのも考えられますが、それを示すデータは見つけられませんでした。しかし、相続の時に細かい株が沢山あると手間がかかるし揉めそうだから、処分するってのは十分あり得そうです。
竹田和平さんも銘柄数を絞る方針のようでしたし、相続したとしても税金で売却せざるを得ない場合もあるでしょう。相続人が株に興味ないこともあるでしょうし。
ところで、ニッパンレンタルと言う会社がおめでたいことにMBOを発表しました。しかしMBO価格が安すぎて、株価が超えてしまいました。なんだか、社長が不当に安く買収しようとしている感があります。
社長って立場上ある程度株価を操作できるし、上場廃止をチラつかせて、一般の相場より安く売れよ!って言われている感じです。
まあ、塩漬け中だったので贅沢は言えませんが。。。