日本の人口が話題になっていたので、自分でもグラフにしてみました。
総務省統計局 人口推計のデータから、総人口、日本人人口、外国人人口(総人口-日本人人口)の推移を確認しました。
外国人人口のみ右軸です。
日本人人口は、勢いよく減少しており、この8年で約233万人も減っています。それに対して外国人は同時期で約78万人増えていて、2014年くらいから増加が顕著になっています。全体としては、約155万人の減少です。
外国人について、もう少し細かく見るため、在留外国人統計も確認してみました。この在留外国人は観光などで来ている人も含みますので、全員が日本に住んでいるわけではありません。
総数のみ左軸で、他は右軸となっています。
2014年12月から2018年12月までで、在留外国人は約95万人増加しています。同期間で日本人人口は124万人減少しており、日本人の減少と外国人の増加ペースが結構近い数値になってます。
こうなると、日本人はどんどん減っていくけれども、人の頭数はそこまで減らない、そんな状況になりつつあるのかなと思います。
また、数年前に設定された高度専門職ですが、保守系の人たちが移民政策だと猛反発していました。グラフでは一番下のオレンジで示しており、数が少なく見えにくいため、数値を入れました。徐々にではありますが、増加しているのが分かります。国としては、いずれ増加ペースを引き上げるつもりなのでしょう。
外国人頼みが良いとか悪いとかあるかも知れませんが、そこまで急減するというわけでも無さそうです。
日本人の減少が手遅れになる前に、GDPや国民の所得を増やす方向に行ってほしいですが、まあ難しいでしょうね。