以下、「ウォール街のランダム・ウォーカー」より一部要約。
過去の株価の動きから将来の動きを予測することが出来るというのが、テクニカル派の主な主張である。例えば、市場にはモメンタムというものが存在し、上昇し続けた株は更に上がり、反対に下がり始めた銘柄は更に下がるという。
これに対して、膨大なデータにより徹底的なテストが行われたが、そのようなものは存在せず、将来の株価を予測するのに過去の株価の分析は何の役にも立たないという結論が得られた。
株式市場はほとんど記憶というものを持たない。
ここで、私は思いました。株式市場が記憶を持たないなら、市場の参加者の記憶力もろくなものじゃないのかと。
何を言っているんだよ。私も人並み程度には記憶力がありますよ。
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しかし、「ウォール街のランダムウォーカー」は歴史的名著ですね。好きすぎて2冊も買っちゃいました。絶対に、既に持っているのを忘れていて、もう一冊買ってしまったわけではありませんからね。
元をたどると、私はこの本を読んで小型株を始めたので、小型株効果について復習しようかな?と思いまして。2冊目を買った次第です。
著者紹介を見てみるとバートン・マルキールは1932年生まれなので、御年87歳? 個人投資家のために、本を書き続けて、本当に尊敬しますね。