小型株投資の日記

株式投資の記録

確定申告と源泉徴収の比較

  株式譲渡所得の確定申告と源泉徴収の金額を比較してみました。

 

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ソース:国税庁統計情報の申告所得税と源泉所得税です 

https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/tokei.htm

 

 5年間の所得金額の平均は、確定申告が3,249,734百万円、源泉徴収ありが2,942,726百万円で同程度でした。

 2017年の株の譲渡所得で確定申告している人は、一人当たり680万円の利益でした。源泉徴収ありの人数が源泉徴収無しの5倍とすると(口座数が5倍らしいので)、源泉徴収なしの一人当たり利益は130万円程度と推測されます。

 源泉徴収ありで売買している人も意外と多いなという印象です。

 

 

 続いて、配当所得の確定申告と源泉徴収あり口座の比較です。

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 源泉徴収あり口座の配当所得は、5年平均で2,278,722百万円です。株の利益が配当と譲渡所得から成り立っていると考えると、配当が44%占めています。

 確定申告のほうですが、5年平均で1,161,213百万円。配当を確定申告する人数≠株の譲渡所得を申告する人数 となっているので、株の利益に占める配当の比率は分かりません。。。

 

 なお、2017年に配当所得を確定申告した人は1,566,956人で、所得金額は1,285,493百万円となっているので、単純平均で一人当たり82万円でした。確定申告する人は金持ちが多いらしい。