小型株投資の日記

株式投資の記録

会社を設立するという選択肢

 有名な税金対策と言えば、会社を作って様々なものを経費で落として節税するというものがあります。いわゆる資産管理会社。上場企業の社長さんで作っている人は多いようですが、個人投資家で節税目的の会社を作るという話はあまり聞いたことないです。ただ、資産1億円超、年間の利益が1,000万円超というレベルならば会社を作ることを考えて良いとも聞きます。税金が10%→20%になることもあるので、勉強を始めてみました。
 
 設立する会社の選択肢としてはLLC(合同会社)もしくは株式会社が有力候補になります。設立と運営を比較的楽にしたいならばLLCが良いようです。LLC設立の本を買ってみましたが、自力でも設立だけなら出来そうです。今は会社設立の代行業者も多くあるので、作るだけなら頼めばいいのかもしれませんけど。
 
 しかし、会社員の場合は、ほとんどの会社の規定に「許可なく他の会社の仕事をしてはいけない」といった文言があるため、実質的にサラリーマン投資家が会社を作るのは難しいのかもしれません。私の働いている会社にも、そのような文言がありました。そうすると今働いている会社を辞めて、新たに会社を設立するという選択肢もありえます。
 
 会社を辞めるってことは個人投資家として生きていくということになります。その場合、①普通に利益の20%の税金を払う②個人事業としてやる③会社を作る、という選択肢になりそうですが、会社を作ればそこから給与を出して経費にすることができるし、消耗品や車などを会社名義で購入すれば、その分節税できるというメリットがあります。
 
 もし自分が専業投資家になるならば、①と③のミックスでやってみたいなと思います。配当金生活・・・、そして肩書は社長・・・。うーむ、憧れないわけではないですが、今後景気が良くなる気がしないのがネック。