小型株投資の日記

株式投資の記録

太陽光発電の例

 太陽光発電システムを運用した時にどうなるのかシミュレーションしたサンプルです。あくまで概算なので参考程度でお願いします。

前提
・サラリーマンが元本450万円を投入
・日本政策金融公庫で1500万円を年利1.55%、15年で借り入れ
・産業用で分譲されている太陽光発電システムを税込1,890万円で購入

 結果的にはCFが手元に入ることになりますが、元本450万円に対して毎年50万円前後を取得できる見込みです。収益率は税引き後で、11%前後になるため、投資としてはかなり高い部類だと思います。
 ローンの支払いが終わるとCFは大幅に改善します。また、設備投資の償却は17年間なので、それ以降に雑所得が増加します、CF的には支払う税金が増大するだけですが。。。

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*サラリーマンとしての表面利回りは、初年度で税込売電収入/税込設備投資=11.1%です。
*サラリーマンの場合は個人名義で設備を購入することになりますが、売電収入は税込金額を受け取ることができます。ただし、設備にかかる消費税は還付されません。
*収入から経費を差し引いたもの(税込み売電収入-設備償却費、メンテナンスコスト、保険料、支払金利など)が、雑所得となります。
*雑所得は確定申告後に総合課税で徴収されます。ここでは所得税を20%としています。
*CFは、売電収入-メンテ、保険料、ローン、雑所得税金、償却資産税 で計算しています。
*パワコンという部品は良く故障するため、考慮しています。


 太陽光発電は設備投資なので株式と違って、本体の価値はどんどん低下して行く事には注意が必要ですが、利回り重視の人や資産の分散を考えている人には良い選択肢だと思います。不動産よりもお手軽です。

 買い方や、リスク(重要な影響を及ぼす可能性があるものもあります)、出口については、別途書きたいと思います。