小型株投資の日記

株式投資の記録

今後の長期的シナリオ

 現在の日本経済の問題が、日銀と官僚(特に財務省)にありそうなので、古賀茂明さんの「官僚の責任」、高橋洋一さんの著書、江田憲司さんの著書などを読んでみました。
 
 そうすると、役人たちは自分たちの利益を最優先にするため、日本のことなど二の次、三の次になっている現実が見えてきました。また、公務員は基本的に責任を取らなくて良い立場にいるため、日本経済が立ち直るのは非常に難しいと感じました。
 
 それを踏まえて、今後のシナリオを考えました。
 
①メインシナリオ
 失われた20年が、そのまま続いていて、30年40年になる。デフレ、円高、名目GDPの減少、消費税を増税しても景気悪化により税収減、財政赤字拡大。
 日本株式は低調。国債は安定推移だが、いずれ大きく売られ、円安の可能性もあり。
 これだと、国内は預金が一番良いかも。
 
 海外は、当面円高で損が出る可能性もあるが、デフレ回避し、そこそこの利回りを確保。リスク回避も兼ねるので良い。
 
②サブシナリオ
 デフレ脱却し、名目GDP成長率4%達成。
 円安になり、株式上昇、日本の問題はかなり解決。ハッピー。
 
 
 今のところ、①のシナリオで考えます。
 日銀のCPI目標1%と言っても、CPI自体が実際のインフレ率より1%程度過大表示されること、各国の金融緩和によりエネルギー、商品が値上がり傾向のこと、消費税増のことなどを考えると、実質的にはデフレ目標と考える。それに、常に2~3年後に1%になる見込みと言いそうだ。