新設住宅着工数のデータを確認しました。
・持家は長期で下落傾向、近年はなんとか横ばい
・貸家は長期で下落傾向、近年は緩やかな回復
・分譲マンションは長期で横ばいから下落傾向、近年はなんとか横ばい
・分譲一戸建ては長期、短期で横ばい
また、床面積のデータを確認しました。
・持家は床面積が小さくなっているのが明確
・分譲住宅(マンションと一戸建てが混ざっていると思われます)も、2000年以降は小さくなっている傾向
ここまでのデータで、持家は件数や床面積が縮小傾向であること、分譲一戸建ては比較的健闘しており不況耐性もあるのが確認できます。国民の貧困化は進行中なので、安いほうに流れるのは自然なことだと思います。
で、グランの低コストでコンパクトな住宅というコンセプトは、現代にマッチしていると考えられます。もちろん、順調に成長していけるかどうかは、また別の問題です。あくまで進む方向は正しいだろうという事です。
床面積、国土交通省より