小型株投資の日記

株式投資の記録

リフレ派は破綻

 リフレ派の主張は、金融緩和さえすればマイルドなインフレになりみんなハッピーというものでした。ああ、あと構造改革で全国民を派遣社員にすれば、平蔵がヒャッハーできるというものでしたっけ?
 
 しかし、BEIを見ると完全に破たんしていることが分かります。昨年、意表を突いた追加緩和を行ったばかりなのに最近のBEIは0.5%切っています。消費税延期と原油安の影響もあるでしょうが、消費増税の影響を除いて2%を安定的に確保するのが目標ですからね。
 それなのにリフレ派の人たちは、金融緩和して構造改革すれば上手く行くという。人間はみんなそうだと思いますが、間違いを認めることができない。間違いを認めることができるなら、それだけで真っ当な人間になれるかも知れませんねえ。
 
 BEIが低下して円高にならないのが不思議ですが、名目金利と実質金利はかなり低く抑えられています。
 
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 スイスフランの件は、金融政策の限界を露呈しているという気もします。私がメインにしているジャスダックはほとんど下げていないので、あまり危機感は無いですけど。この後は、市場の予想通りならば、ECBが金融緩和して、マネーはさらにジャブジャブになるんだろうか?
 マーケットがどうなるのか予想できません。