小型株投資の日記

株式投資の記録

投資と投機の違いについて

 青くさいタイトルですが、投資と投機の違いについて考えてみました。
 
 投資は長期間そのポジションを保持した時に利益を得ることが期待できるような資金の運用。プラスサムゲームであり、合理的に運用すれば誰もが利益を期待できる。EFT、株式、債券、REITなど。
 投機は、ゼロサムもしくは手数料分のマイナスサムゲーム。FX、先物、オプションなどは投機。
 
 もちろんこれらはただの用語とツールであり、どのように使うかは投資家本人に依存します。現物買い+先物売りなどのポジションであれば、先物売り自体は投機ですが全体として見れば投資にもなりえます。
 また、オプションなども特定のリスクを下げる目的で使用することも可能なので、投機がハイリスクハイリターンであるというわけでは無いと思います。レバレッジが高くなりやすかったり、ボラリティが大きいということはありますが、それらはポジションの取り方次第なので、どうにでもなってしまうでしょう。
 
 投機も現在のマーケットの期待に対して、今後のファンダメンタルズの変化を正しい方向に読まないと儲かりません。そういう意味では投資と同じで、何らかの洞察は必要。
 
 
 今後の投機のアイディアが一つありまして、こんなシナリオです。
 ユーロがデフレに落ち込んで金融緩和も財政出動も出来ずに既にヤバい失業率が更にヤバいことになります。この状況を打開するには、財政統合かユーロ解体しかないと思いますが、解体に進みます。
 そして、各国がそれぞれリフレ政策を採用します。そこで、リフレ政策が採用される順に株式のコールオプション買い+通貨売りを仕掛けます。これは楽しそうだし、いつかやってみたいと考えています。