小型株投資の日記

株式投資の記録

いよいよ計画の準備をしたいけど

 投機のアイディアにユーロ圏がデフレに陥り、緊縮財政で景気が悪くなりすぎた後に、各国に解体され、それぞれの国でリフレ政策(拡張的な財政政策&緩和的な金融政策)が実施されるようになるというのがありました。

 共通通貨を採用して景気が悪くなると、最終的な解決策としては財政統合か、解体しかないと思いますが、やはり他国に援助するのはかなり抵抗があると思います。例えば、日本で消費税上げて、韓国に援助しますとか言われたら、大半に日本人は反発するでしょう。左翼の人は大喜びかも知れませんが。
 
 

 現在のユーロ圏はデフレに陥りつつあるようですが、取引として狙っていたのは、各国に解体された後、リフレ政策が実施される順に通貨売りとコールオプションを買うことです。ユーロ圏には国が沢山あるので、オプションと組み合わせれば途方もないリターンが得られると考えました。

 
 なお、当初描いていたシナリオでは、ECBにはどこの国の国債を買うべきか判断が難しいため、量的緩和は困難と考えていました。現実にはECBによる金融緩和は行われていますが、債券を買っても実体経済への影響は限定的で、インフレ率も期待ほど高まらないと考えています。

 最近はギリシャはユーロを離脱するのか!?という報道もあるので、そろそろ取引の準備だけはしていきたいと考えています。

 少し調べたところでは、日本国内の証券会社に海外の株式オプションを扱っているところはほとんどありませんでした。FXのバイナリ-オプションなどはあるようですが、詐欺会社も多いとか・・・。海外の証券会社で取引するという方法もありますが、総合課税になります。
 唯一見つかったのは、IG証券というところでギリシャを含む海外株式のCFDを取り扱っているようです。ギリシャの株式オプションは取り扱ってなくて、先物みたいな証拠金取引のようです。ボラリティが荒い相場で証拠金取引だとすぐ吹っ飛ばされそうで嫌なんですが、今のところ、取引するならこれしか無さそうです。
 ギリシャの場合だと、ユーロ離脱→デフォルト→新ドラクマによるリフレ政策になるのかな?こういうケースでは、かなり市場は混乱しそうです。情報源も無いし、証拠金取引だし、微妙です・・・