小型株投資の日記

株式投資の記録

投資方針の変更

 今年は政権の政策にばかり気を取られて、株式投資に対する関心が少なくなっていました。
 
 特に最近は消費税のことで頭が一杯でした。それで、株式投資のほうで大切なことを忘れていました。
 
 現在の投資方針は、高配当系を主体として、高ROE系、低PBR系を織り交ぜるというものです。高配当系は良くも悪くも安定感があるのでポートフォリオのベースにするのは、失敗を避けるためにも良いと考えています。高ROE系も株式投資なので値上がりする銘柄が欲しいということで、ある程度組み込むのは良いと考えています。
 
 問題は低PBR系、組み入れたのは去年の政権交代前後でリフレ政策期待でした。デフレ下では資産価値が低下する傾向にあるが、インフレになれば資産価値も上がるし(転売などを含めて)有効活用もし易くなり、低PBR系が評価されると考えました。
 
 日銀のインタゲまでは良かったのですが、マネタリーベース270兆円でコアコアCPI 0%程度なので、金融だけでデフレ脱却はかなり厳しい。それで、やっぱり需要が20-30兆円発生しない限りデフレ脱却は不可能と考えています。
 
 ということは消費税を回避してもデフレ脱却は不可能で、消費税を上げるならお話にならない。なので今回の消費税騒動以前に低PBRを保有する理由は無くなっている事に気が付きました。
 
 
 ということで低PBR系は、配当利回りが高く安定している会社を除いて売却しました。キャッシュポジション23%、税金も出金済み。あとは良さそうな会社を拾って行きます。
 
 
 あと、消費税がらみのオプションは取引無しで終了しました。