株を買う場合は様々な指標や今後の見通しを考慮しますが、何を重視するかで投資法が変わってくると思います。
言ってみれば、大量の現金を保有し、配当利回りが高く、PERは低く、ROEや成長率が高く、好財務、事業のオリジナリティが高く敵無し、という株があれば文句を言う人は少なく、投資法に関わらず買えると思います。しかし、そんな贅沢を満たす株は非常に少ないので、現実には何かの指標を重視して、特定の銘柄を買うことになると思います。
バリュー、グロース、高配当投資法というものがあるとして、それぞれ何を重視するのかを考えてみました。
自分のイメージはこんな感じです。
◎:最重要視、○:重視、△:それほど重視しない
①バリュー
ネットネット株などが好まれるので、PBRや保有現金は有利な方が良い。逆に業績はそれほど重視されないかも知れません。それなりの分散は必要かも。
②グロース
業績が命なので、成長率/ROE、今後の見通しと言う意味で定性は重要。高パフォーマンスを得るには購入時に低PERであることは重要だと思います。
③高配当
バリューとグロースの中間的なイメージ。安定した高配当でありつつ、増配してくれるのが理想。保有現金が多いと赤字でも、配当を貰えることもあります。
ボラリティorリスクは、バリュー<高配当<グロース ですかね。