小型株投資の日記

株式投資の記録

信用取引って不利だろう

 信用取引の口座を開設しました。まだ未使用です。
 
 時々コラムなどで、信用取引をする人=プロの投資家、のような言い方をしますが、実際儲かっているのか気になりますね。
 
 とりあえず、信用取引金利を考えてみます。
 
 証券会社によって異なりますが、信用取引の買いの金利は平均すると3%/年程度になります。そして、信用取引の評価損益率は、ほぼ常にマイナスで、-3~-20%程度で推移しているようです。
 ここで、評価損益率を仮に平均-15%とすると、実際の買い建て玉に対する金利はおよそ3.5%/年になります。株式から得られる配当金を2%/年とすると、実際の金利は1.5%/年。
 
 最近の相場環境で、(配当抜きで)年1.5%のリターンを得るのはそれほど簡単では無いだろうと思います。確実に儲かるのは証券会社だけか。
 
 
 それから、資金規模が小さい時は信用取引で大損しても、給与・ボーナスなどから資金調達して、またゲームを再開できます。しかし、運用資金が大きくなるにつれて損を補てんするのが難しくなるので、利益を得ることよりも大きな損失を出さないことが大切。
 
 そう考えると、あまり欲張らずやるほうが良いような気もします。