小型株投資の日記

株式投資の記録

子どもの証券口座を作ります

 IPOで当選確率を高める方法の一つに、子供や家族の口座を活用するということが上げられていますが、本当は他人名義での借名取引は禁止されています。このため、子ども名義の口座を開設するなら、資金を子どもに贈与して口座名義本人の資産を、親権者として運用するということになると思われます。

 また、子供版NISAが来年から開始されると言われていますが、親が子供の資産を直接的に育成する機会は今後増えて行くと思います。
 しかし、この制度って金持ちの子供が金持ちになることを促進するものですね。毎年、80万円、5年としても一人につき400万円つぎ込める子育て世代って、どういう所帯を想定しているんでしょうかねえ。。。我が家もそうですが、普通の会社員の給料では子供の養育費と大学の学費を貯めるので精一杯でしょう?

 それはともかく、私も子供の資産形成を早い段階から準備したいと考えているので、子どもの証券口座を作って運用開始しようと思います。どの証券会社を選ぶか検討しましたが、ネット証券でも未成年口座を開設できるのは一部に限られているようです。
 IPOの抽選確率の増加と定期預金の金利0.3%を得られる大和証券のプレミアサービスは家族も適用されます。支店に問い合わせたところ、赤ちゃんの口座もOK、プレミアサービスも適用されるとの事でした。ただし、ダイレクト口座では無く、手数料が少々高めのコンサルティングコースということでした。
 
 また、未成年への贈与は何歳は対してもOKで、毎年の贈与額や時期を一定にしない、贈与契約書を作る、振込で記録を作る、などを実施しておけば大丈夫なようです。
 そして、親(親権者/法定代理人)が資産を運用するという事になるようです。

 うちの子はまだ小さく、社会に出るまで20年以上あり、長期的視野での運用ができそうです。
 今後、格差は様々な面で拡大しますが、子供には負け組になってほしくないので、間接的、直接的に強力に支援しようと思います。


 それと、資金規模に関わらず、子どもの証券口座を作るのは早いほうが良いかも知れません。運用方法は、自分の資産と合わせて優待を含めた総合利回りを高めるでも良いですし、堅実に行きたいならインデックスの分散やIPO、自信があれば個別株でも良いと思います。将来の使い道は学費に充てるでも、子どもに運用方法を伝授するでも良いと思います。

 将来の新卒に、ある人は高学歴のエリートで配当も年間300万円あるのに、別の人は中国人と派遣社員の座をかけてを争っているとか、結構ありそう。