小型株投資の日記

株式投資の記録

最重要事項

 成功した投資家の共通点について書かれた「バフェットとソロス 勝利の投資学」から
 
 元本の確保こそが常に最重要事項である
 
 「大きなリターンを得るためには、大きなリスクをとる必要がある」というのは誤った概念であり、成功した投資家は非常にリスク回避的である。個人的なスタイルは様々であっても、元本を確保するという事を投資手法に組み込む必要がある。
 
 例えば、バフェットは「確率の高い出来事」にしか投資しない。損失の可能性が少なく収益の可能性が高い投資対象を見つけることで、最小限のリスクで大きなリターンを得ている。
 
 投資で損をすると取り返すのが非常に困難で、現実に取り返せた人は非常に少ない。元本の50%を失ったら、年率12%で運用しても取り返すのに6年もかかってしまう。このため、そもそも損をしないようにすることが成功への第一歩となる。
 
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 個人的にもリスクとリターンは必ずしも一致しない状況があると思っています。
 例えば東電、オリンパスエルピーダメモリ、セラーテム、ルネサス、家電各社などの不祥事や財務リスクを抱えている株式は確かにハイリスク(ハイリターン)にも見えます。
 しかし、例えば財務リスクが無く業績も好調な会社が、PER6倍ならローリスクハイリターンと言えます。そういう株は市況が悪い時に見つけることが出来ます。
 (後出しでごめんなさいですが、昨年イーピーミントを買った時は時価総額とネットキャッシュが同額程度で、PER6倍以下、配当利回り4.4%、受注残高前年同期比+30%、鉄壁の財務内容でした。そういう状況で買えば、ローリスクでありつつハイリターンを狙うことが出来ます。他にもそういった株は多数あったし、今も今後もあるでしょう)
 
 
 トレーディングの場合は、ロスカットがリスクの最小化にあたるのかな?私はトレードが出来ないので分かりませんが。