小型株投資の日記

株式投資の記録

2021/4 株式の状況

年初来:+17.1%

予想配当:+51.5%

 

 今月のみでは、-5.8%。良くある話ですが、ほとんどの保有株が低調でした。

 保育系は少子化加速で弱弱しい。アイ・エス・ビーは好決算でしたが、これまでの謎の下げを取り戻すほどでもない。

 

 新規エーアイテイー、過去6年程度で売り上げに利益がついて来ませんでしたが、増益基調に戻るのかどうか?その昔は素晴らしい成長企業でしたが、中国ショックで投げ売りした記憶があります。配当3.8%は魅力的。

 

コード 銘柄 比率 単価 株価 損益
3538 ウイルプラス 51.9% 683 1,287 88.5%
1431 リブワーク  29.4% 205 900 339.9%
9467 アルファポリ 7.9% 3,309 3,065 -7.4%
6089 ウィルグル 4.0% 248 1,016 310.0%
3150 グリムス 2.9% 188 1,859 888.8%
8996 ハウスフリー 2.2% 737 791 7.3%
7037 テノ. 1.5% 1,170 1,154 -1.4%
9385 ショーエイ 0.1% 1,113 1,023 -8.1%
3498 霞ヶ関キャピ 0.1% 3,578 4,800 34.2%
9702 アイ・エス・ビ 0.0% 1,447 1,370 -5.3%
7097 さくらさく 0.0% 2,382 2,532 6.3%
3934 ベネフィットJ 0.0% 1,702 1,905 11.9%
6757 OSGコーポ 0.0% 1,547 1,733 12.0%
3261 グラン 0.0% 356 414 16.3%
9275 ナルミヤ 0.0% 977 1,205 23.3%
3482 ロードスタ 0.0% 1,001 1,141 14.0%
9381 エーアイテイ 0.0% 1,049 1,054 0.5%
3138 富士山マガ 0.0% 1,001 865 -13.6%
           
---- 現金 0.0%     -

相続税2

  相続税の計算の仕方が、なんとなく分かったところで、国税庁の課税データで気になった所をグラフにして見ます。

 

 まず、近年の相続税の課税価格と税額の推移。

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  課税対象金額は、2013年の12兆円から2018年には16兆円に増大。

 税収は2013年の2.0兆円から、2018年には2.8兆円と急激なペースで増加してます。お金持ちのお年寄りが増えているのでしょうね。

 

 

 次に課税価格階級別の実質的な税率(納付税額÷課税価格)

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 相続税は配偶者ありだと無しの半分になりますが、それらも混ざっているデータと思います。それを考慮して、一応それなりの数字にはなっています。70億円~で税率が下がっているのは、n数がかなり少ないため配偶者ありが多いためと思われます。

 

 

 続いて、課税価格階級別の被相続人の数です。

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 相続税課税対象者は約15万人。

 

 これだけだと分かり難いので、平成30年の死亡者数が1,362,470人となってますので、課税価格ピラミッドを作るとこうなりました。

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 これを見ると、5億もあればもう十分じゃないかとも思えます。そんなに上を目指してどうするよ?ってね。

 いや、しかし株式投資とは過去の自分との戦い・・・なんでしたっけ?

 俺は昨日よりも強くなるぜ。まあ、若い人はそれで良いでしょうけど、40代ともなれば、どっちかというと日々劣化していないかと心配になりますが。頭とか。。。

 

 なお、10億円以上は、948人で0.07%となっていました。100億越えは13人で0.001%、10万人に一人。

 

 

  それと相続する財産の内訳、細かいのは省略してます。

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 大きいところでは土地が35%、現金が32.3%、有価証券16%。宅地は評価額減の特例もあるので、実際にはもっと大きい割合いを占めるかも知れません。

 上場株式は区分されていないため分かりませんが、同上以外の株式及び出資(7.0%)の一部かな?どちらにしてもあまりメジャーなものでは無さそうです。

 日本人の主な資産は土地と現金と考えて良さそうです。

 

引用:国税庁統計情報|国税庁 (nta.go.jp) 相続税 平成30年

相続税について

 私は40代ですので今すぐと言うわけでは無いですが、自分の資産は子供や孫にも引き継いで育てて行ってもらいたいので、相続税について結構関心があります。

 

 基本的な所が、国税庁のホームページにあったので、抜粋します。

 まず、相続税の税率ですが、以下の表になっています。

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 これだけ見ると、金額が大きくなるにつれて大幅な重税になっていて、辛いなと思いました。


 しかし、基礎控除(3,000万円+600万円×法定相続人の数)や妻の優遇税制などもあり、分かり難いと思ったところ、同ホームページに計算例がありましたので、貼ります。

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  この例では2億円の遺産があっても、納める税金は1,350万円で済みます。意外と大したことないか。。。

 

 更に二次相続で、妻の一億円が子どもに相続した場合を考えると、以下となります。

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 2次相続まで考えると、夫の2億円の遺産が子どもに相続されるまでに払う税金を試算したところ、2,120万円となりました。まあ、これくらいなら、それほど重税でも無いですね。

 

 

  同様にして、10億円、100億円のケースについても計算しました。

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   10億円だと33%も取られてしまい、その後は金額が上がるにつれて、55%に近づいて行きます。

 

 10億円あったら相続税が億単位なので、何か対策をしたくなりますね。

2021/3株式の状況

年初来:+24.3%

予想配当:+51.5%

 

 今月のみでは、+19.9%。ウイルプラスの上げが大半を占めますが、珍しく全体対的に上がりました。

 

 新規は、ロードスターキャピタルとショーエイコーポレーションロードスターはしっかり成長しているし、霞ヶ関キャピタルと違って保守的な予想。PERが不自然なほど低かったですが、上げてきました。1,000円前後で仕込めれば良かったのですが、迷っている間に上がってしまいました。現価格でも安いと言えますが。

 

 

コード 銘柄 比率 単価 株価 損益
3538 ウイルプラス 53.4% 680 1,413 107.7%
1431 リブワーク  26.4% 168 901 436.8%
9467 アルファポリ 9.0% 3,274 3,285 0.3%
6089 ウィルグル 4.2% 248 1,142 360.8%
3150 グリムス 2.8% 188 1,902 911.7%
8996 ハウスフリー 2.4% 737 812 10.2%
7037 テノ. 1.5% 1,170 1,166 -0.4%
9385 ショーエイ 0.1% 1,113 1,078 -3.1%
3498 霞ヶ関キャピ 0.0% 3,578 4,420 23.5%
7097 さくらさく 0.0% 2,382 2,507 5.2%
9702 アイ・エス・ビ 0.0% 1,447 1,253 -13.4%
3934 ベネフィットJ 0.0% 1,702 1,803 5.9%
6757 OSGコーポ 0.0% 1,547 1,778 14.9%
9275 ナルミヤ 0.0% 977 1,312 34.3%
3261 グラン 0.0% 356 411 15.4%
3482 ロードスタ 0.0% 1,001 1,216 21.5%
3138 富士山マガ 0.0% 1,001 877 -12.4%
           
---- 現金 0.2%     -

2020年のパフォーマンス比較

 資金循環統計の各主体の上場株式のパフォーマンスを比較してみました。

 2019年12月末を100%とし、四半期データを用いて、当四半期の調整/(前四半期のストック+当四半期のフロー)で計算しました。

 

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2020年パフォーマンス比較

 成績上位は、株式投信、公的年金、海外が+7%程度のプラス。

 それに続いて、非金融法人が+4.2%、家計が+2.7%。

 残念なグループは、預金取扱機関、保険・年金基金でマイナス。

 

 預金取扱機関(銀行など)と保険・年金基金は、いつも成績が良くないので、いつも通りと言えます。銀行に行って「投資したいんですけどー」、なんて言ってはいけませんよ?

 

 家計は比較的パフォーマンスが良いのですが、冴えませんでした。やはり、個人の保有株が中小型株が多い傾向にあることが関係していそうです。

 日経平均が+16%と突出していることを考えても、2020年はかなり特異な相場でした。

 

 最近、日銀が日経平均を買わずにTOPIXのみにすることになりましたが、当然でしょう。歪み過ぎてます。

うんこドリル

 金融庁が小学生向けに、うんこお金ドリル生活編を公開しました。

うんこお金ドリル | TOP (unkogakuen.com)

 

 早速、子供にやってもらいました。問題は7問で内容も非常に簡単なので、5分足らずで終わってしまいましたが、お金について考える機会があるのは良いことだと思います。生活編以外も出たらやってみたいと思います。

 

 金融庁も小学生向けにドリルを作ったりするところを見ると、日本人の預金偏重の資産構成を問題視しているんでしょうね。本当はお金についての基本的な知識の習得について、義務教育に組み込むべきなんでしょうけど。

 

 

 それと子供へのお金の教育について考えてみたのですが、自分で教えるのはかなり高難度なので、入りやすい教材を与えるのが一番良いと思いました。

 バビロン 大富豪の教えのマンガ版も導入として良いですし、youtube中田敦彦さんが資産運用関係でかなり幅広く入門書を取り上げているので、それで知識を付けてもらうと。

 

 実際の投資は、規律をもってインデックス投資が出来れば十分なリターンが得られるので、そこまで一緒に仕組みを作れば、取り合えずOKかな。

補足

 上場株式における個人保有の割合が減っていましたが、もしかすると創業者などの主要株主が資産管理会社に名義を変更しているのかなと思いまして、一応確認してみました。

 株式会社などは民間非金融法人に含まれるという事ですので、グラフに含めてみました。

 

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 家計+民間非金融法人企業で見ても、減少傾向は変わらず。民間非金融法人の割合は1997年の26%から近年は21%に低下してました。どっちにしても国内勢はあまり元気が無い感じです。

 元気なのは日銀ぐらいでしょうかね、あの人たちはいつまで買うのかな。。。

 

 

 他に家計保有の株式比率の低下の原因には、相続の時に株は売却することが多いというのも考えられますが、それを示すデータは見つけられませんでした。しかし、相続の時に細かい株が沢山あると手間がかかるし揉めそうだから、処分するってのは十分あり得そうです。

 竹田和平さんも銘柄数を絞る方針のようでしたし、相続したとしても税金で売却せざるを得ない場合もあるでしょう。相続人が株に興味ないこともあるでしょうし。

 

 

 

 ところで、ニッパンレンタルと言う会社がおめでたいことにMBOを発表しました。しかしMBO価格が安すぎて、株価が超えてしまいました。なんだか、社長が不当に安く買収しようとしている感があります。

 社長って立場上ある程度株価を操作できるし、上場廃止をチラつかせて、一般の相場より安く売れよ!って言われている感じです。

 まあ、塩漬け中だったので贅沢は言えませんが。。。