小型株投資の日記

株式投資の記録

4/19 ここは底なのか、底無しなのか。それが問題だ。

 日経が下げるのは、まだ分かるのだけど、小型株は瀕死の株価から更に投げ売りが大量発生。過去十年でも最安レベルだが、何もできない。中東不安、利上げと環境も最悪。何がきついって、上昇相場の恩恵が無いのに、下げだけははガッツリ来るから。

 「やってらんねー!」って叫んでも許される。

 

 

 オプティマス、大暴落。四季報に比べて、計画値が一年後ろ倒れ。IFRS適用予定の2026年3月期は、M&A先の足し算的な数字。25年3月期は、のれん償却が20億超えてそう。

 2025年の利益については、2024.3 Q4とAutocareの連結を考えると、保守的と思うが、のれんもあるし何も無ければ上振れは10-20%かな。今後はシナジー効かせて、どれくらい利益率を高められるかによる。

 株価は、結局PER10倍、配当3%ぐらいでしか評価されないという事か。

 

 

 アルファポリス、少し前の話だが、ブラウザゲームのG123にて、「月が~」のゲームが登場し、ランキング一位になった。

 G123自体は、非上場なので良く分からないが、海外で実績のあるゲームシステムとアニメなどのキャラクターを組み合わせて実装している模様。社員数が急伸していて、ユーザー数も5億突破と、破竹の勢い。

 ただ、ロイヤリティは製作委員会方式で出資比率も低く軽微とのこと。お金をかけずに宣伝したいという事だと思うが、貯金好きにもほどがある。業績は上向きそうだが、配当も出しそうに無いなあ。

 



4/12 わが投資術

 清原達郎氏の「わが投資術」を読みました。この方は最も有名な投資家の一人。

 割安小型成長株投資で大成功をおさめ、個人投資家にも熱心なファンが多かったと思う。割安小型株の他には、REITメガバンク、幾つかの空売りで成功を収めている。

 ヘッジファンドであったというのもあって、投資スタイルは必ずしも一貫しておらず、模索しながら変化していったよう。この投資手法の変遷は個人投資家的な自由さがあったようにも見えるが、個人では真似できない手法も多い。

 

 個人投資家が使える手法は、やはり割安小型成長株。好業績で低PERという一般的なことに加えて、経営者やネットキャッシュを重視。

 

 ただ、近年は割安小型成長株を含む小型株全般が散々だから、優位性があるかは分からない。PER一桁から利益が倍になって、倍になって、さらに伸びるならば、流石に上がるが、そういうのは稀。標準的には増益して、PERが切り下がって、ちょっと悪いと投げられるの繰り返しだったりする。

 

 

 グロース(旧マザーズ)銘柄については、これまで一度も割安になったことは無く、中身が冴えないのに高PERで最悪だと仰っています。確かに前は本当に酷かったけど、今はかなりマシになっているんじゃないかな。

 自分の持っている所だと、ニフティライフ、アウトルック、エクストリーム、トレンダーズ、ハウテレ、スポーツフィールド、きずな、Enjin、コンフィデンスI、コラントッテ、アイビスアルファポリス。この他に霞ヶ関キャピタル、ジェイリース、ディアライフも元旧マザーズ(グロース)。

 ほとんどがグロース市場絡みの銘柄だった事に気が付いて驚きましたが、概ねPER10倍前後なので、今は時代が変わったのでしょう。

 

 

保有

 きずな、3Q。進捗イマイチ。3Qだけだと営業利益4.7億、通期はギリギリ下方修正無しで行けるかどうか。死者数の波みたいな影響なので、中期的には無問題だと思う。

 Enjin、3Q、急減速。この会社が再び成長路線に戻れるのかは疑問。配当だけが頼りだが、人も減りすぎでどうなることやら。

 

 

 

2024/4/5 暴落きました

 株式資産は僅か一週間で約10%の下げで、かなり戻された。

 グロース250も急落。BEI 1.3%とかで、上田日銀総裁はもう金利上げる話してんのかぁ。暗黒時代が思い出される。

 それはともかく、小型な株ほどゴミみたいに投げられる。自分で選んだとは言え、理不尽すぎる。

 

 

今週の気になった所

 霞が関キャピタル、2Q。特に問題にはならない。25/8期の営業利益200億円以降の業績に関心が向いていると思うので、静観。

 

 ハウテレの不評なmondで、赤身かるびがラジオをやるとIR。勢いのあるVTuberらしい。IRは4/5だが、記事は3/19で既出。嬉しいニュースではあるが、効果のほどは分からない。

 

 

2024/3 株式結果

年初来:+25.5%

予想配当:-10.1%

 

 今月のみでは+8.7%。霞が関オプティマスの値上がりに依存。他の銘柄も権利落ちでも強め。小型グロースにも波がきた感じがする。

 

 

 

 

 ほのポートフォリオも高値。スポーツFを買い増し。霞が関キャピタルとオプティマスの依存度が高いので、ボラリティーが大きくなりそう。不動産が非常に強くなってきている。このポートフォリオではディアライフ、香陵住販、霞ヶ関で割合的には20%強。多すぎず少なすぎずで、良いと思う。

 

年齢を言い訳にしないようにする

 30才、俺もう若くないから、頑張れないと思う。

 35才、おっさんになったから、頑張れないと思う。

 40才、人生下り坂が始まったから、頑張れないと思う。

 45才、人間ドックの結果が気になりすぎるから、頑張れないと思う。

 50才、自分の能力が衰えている気がするから、頑張れないと思う。

 60才、俺の人生はこんなもんだったが、子供らは頑張ってくれって思う。

 70才、片足が棺桶に入っているから、終活しなきゃって思う。

 

 

 年を取ると体力の衰えを感じたり、前ほど頑張れないって思う事がある。しかし、最近話題の87歳でトレーダーやっている人を見ると、年齢なんて関係ないと言える。

 年齢を理由に限界を作る必要は無いし、やり方を変えたって良いし、挫けたとしても、まだまだ出来ると思い直せばいい。

 

 100歳まで現役で行こう。

3/22 花を引き抜き、雑草に水をやる

 ピーターリンチの言葉。投資家にとって時々そういう懸念のある状況が発生する。

 当初の組み込み比率は5%であったのに、業績が急拡大してポートフォリオに占める割合が15%になったとして、ポジション調整するかどうか。

 安易に比率を下げると、まさに花を引き抜くことになり、ポートフォリオが冴えない銘柄(=安いけれど動きが悪い銘柄)ばかりという事になりかねない。特にイケイケの相場だと本当にツラくなってしまうから、業績が急拡大する見込みがあるなら、できる限り伸ばすほうが良い。

 それでも一般的にポジションは調整なので、比率の上限を決めておいて少しずつ売却するか、三ヵ月に一回ポートフォリオの比率を見直すなどで対応するのが吉。

 

 

 

 今週は新規銘柄として、香陵住販、スポーツF、きずなHD、アイビス を購入。これで、組み込み上限の20銘柄になった。

 香陵は不動産で安いが流動性に難あり、スポーツFは体育会系の就職支援でハウテレより良さげ、きずなHDはお葬式屋さんで店舗系。アイビス四季報オンラインの記事を見て、PER100倍あるかなと思いきや17倍だったのと、スクリーニングでも出てきたので。小型グロース系は、ほんと安くなったわ。

 バランス調整は入れたいけど、花を引き抜くしかない。

 

 

3/15 贅沢は言えない

 今週は日銀のマイナス金利解除観測で結構売られた。いつも通りグロース系が弱く、指数の年初来マイナスも近いのでは。

 

 にじさんじのANYCOLORが3Q発表後に22%も下げた。3Q単体で見ればイマイチではあるが前期の反動のようにも見える。それなりに増益してきているのに、PER50倍だったものが、30倍になり、17倍になった。最近のグロースってだいたいこんな感じ。

 このようなケースを見ると、自分の保有株の動きが悪くても贅沢は言えないな。

 

 

保有株の動き

 高収益好財務だが株主還元無しのアルファポリスに対して、ひびき・パース・アドバイザーズが「企業価値向上施策ご提言書」を公開送付。会社側には株主分布の改善、IR発信の改善、中期経営計画の策定、DOE 10%などを提言し、MBOについても触れている。

 これで改革を進めるか、MBOするか、少数株主の意見は無視の3択。アニメ化の本数を見てもやる気はあると思うが、業績も株価も残念な会社だから、上場企業としての矜持を見せてほしい。

 

 

 オプティマスグループ、投資家説明会。「デッドエクイティの2:1の目標に対して現状では離れているが、将来的にしっかりバランスを取るつもり」。中計は5月?

 この会社の将来的なポテンシャルはかなり高いので、増資の有無はどちらにしてもホールド。

 

 

 「ほ」のポートフォリオ霞が関キャピタルの下げがきつく、前週比マイナス。ここらで下げ止まって下さい。お願いします。