小型株投資の日記

株式投資の記録

オプションの勉強を始めてみる。

 オプション取引は予備知識無しでいきなり始めたのですが、やっぱり正しい知識が欲しくなり、「日経225オプション取引入門」堀川秀樹著という本を買ってみました。
 
 まだ読んでいる途中ですが、オプションは相場観に応じて様々なポジションを取ることが可能だという事です。信用取引先物では上がるか下がるかを予想して当てないと利益を上げることはできませんが、オプションでは上げでも下げでも横ばいでも利益を上げることが可能になっています。例えば、今日経平均が○○円だとして来月の×日までに上下1,000円の範囲に入れば利益になるというポジションも作れます。
 
 株式市場は上がりも下がりもしない時も多いので、継続的に利益を上げたい人にはオプションも選択肢の一つになるのかも知れません。
 
 個別株投資家なら、市場の上下など気にしない人が多数だとは思います。しかし、例えばテロや天災などで相場が急落する懸念があるが、保有株は売りたくないor流動性から無理、しかし下落で資産が減少するのは嫌だという場合にはオプションでリスクヘッジすることが可能です。イメージとしては、「掛け捨ての保険」という感じです。
 
 個人的に今後の展開で一番恐れているのは、首都直下型巨大地震の発生です。南海トラフなども指摘されていますが、歴史的に見ると今の日本では巨大地震が発生するリスクが高まっていると言えます。実際、首都直下型巨大地震が発生するとマーケットが急落するのは目に見えており、新興市場では毎日ストップ安で寄り付いたところが半値だったという事になるかも知れません。現物のみで好財務配当株主体なら、半値になっても問題無いとも言えますが、可能ならリスクヘッジしたいと考えています。
 
 最近は地震予知サイトもあるので、発生リスクが高まった時に掛け捨ての保険に入るイメージで、日経平均を売る権利を買うという事を考えています。もちろん地震が無ければ、それが一番良いのですが。リスクを考えればヘッジする方法も準備できれば良いかなと思います。