小型株投資の日記

株式投資の記録

格差は開く一方では?

 世の中には格差を開く政策について賛成の人と反対の人がいます。反対派の意見の一つに、金持ちは金を使わないので、世の中の金回りが悪くなるという指摘があります。
 グラフにすると下のようになりました。
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 年間収入の5分位階級別の資料ですが、右に行くほど収入が多いことになります。収入が多いほど消費性向は低下し、黒字率が増加します。なので収入が多い人ほど、お金をため込む傾向にあります。
 金額についてのグラフは下です。
 
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 一応、可処分所得が多いほど消費支出は多くなっています。ただし先ほどのグラフで示されたように可処分所得に対する消費の割合は減少する傾向にあります。
 また、貯金や投資に回せるお金は黒字の中からになるので、収入が多いほど配当金などの収入を増やせる立場にいると考えることも出来ます。ちなみに、第Ⅰ階級の黒字額は3.9万円、第Ⅴ階級の黒字は19.2万円となっています。
 アホノミクスは論外ですが、それを除外しても格差はどんどん開いて行く一方にあるとしか考えられません。
 
 金持ちになりたかったら、収入を増やし消費を抑え黒字を確保し、配当収入などを増やして行くのが基本になるでしょうが、日本経済にとっては良くない行為です。しかし、負け組になりたくないなら、そうせざるを得ないですね。
 
 ついでに最近の可処分所得の推移は下記になっています。
 
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 ダダ下がりと言う感じですが、まだまだこんなものじゃない!?
 
*今回の資料は下記サイトより抜粋しています。