小型株投資の日記

株式投資の記録

重要な示唆

 『三橋貴明の「新」日本経済新聞』の藤井教授が面白いデータを紹介していました。
 
 一言で表すと「政府の借金は問題じゃない.民間の借金こそが問題なのである」ということです。
 
 米国の場合、リーマンショック前後で下の図が紹介されています。民間債務が急増し金融危機が発生し、その後に政府債務が増大したことが分かります。
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 日本のバブル崩壊については下の図になっています。同じように民間債務が急増し、バブル崩壊し政府債務が増えるという構図になっています。
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グラフは下記リンクより拝借
 
 
 現在の問題として認識されるのは、米国の民間債務が依然として高水準であること、中国の民間債務が多過ぎることです。
 結局のところ、金融緩和では危機を誤魔化し切れず、問題の先送りになっているだけでは無かろうかと思います。