2014-09-17 重要な示唆 日記 #株式 『三橋貴明の「新」日本経済新聞』の藤井教授が面白いデータを紹介していました。 http://www.mitsuhashitakaaki.net/2014/09/16/fujii-108/ 一言で表すと「政府の借金は問題じゃない.民間の借金こそが問題なのである」ということです。 米国の場合、リーマンショック前後で下の図が紹介されています。民間債務が急増し金融危機が発生し、その後に政府債務が増大したことが分かります。 日本のバブル崩壊については下の図になっています。同じように民間債務が急増し、バブル崩壊し政府債務が増えるという構図になっています。 グラフは下記リンクより拝借 http://www.theatlantic.com/business/archive/2014/09/government-debt-isnt-the-problemprivate-debt-is/379865/?single_page=true 現在の問題として認識されるのは、米国の民間債務が依然として高水準であること、中国の民間債務が多過ぎることです。 結局のところ、金融緩和では危機を誤魔化し切れず、問題の先送りになっているだけでは無かろうかと思います。