小型株投資の日記

株式投資の記録

政治ブロガーの変節

 下記サイトの政治ブログを良く読んでいたのですが、民主党時代と自民党時代で主張することが全く異なっていることに違和感を感じていました。
 
 
 民主党後期はデフレ脱却が大きなテーマになっており、政治ブロガーの多くもその目的に沿った経済政策を提案していました。データも豊富で、理論的に説明されることが多いので学ぶことも多かったです。民主党は全然ダメだったので、当時は、「民主党、ふざけんなー」ということは多くの人で共通していました。
 
 そんな学ぶところも多かった政治ブロガーの人たちも自民党が政権を取ると、自分たちが主張してきたことの真逆に突き進む安倍を擁護するだけの人が多数になってしまいました。幾つかの重要なポイントとして、竹中平蔵伊藤元重らを民間議員へ登用したことや、TPP、国家戦略特区推進、消費増税(+法人減税)、などがありましたが、このうち消費増税以外ではほとんど反対する人はいませんでした。保守派にとってもデフレ脱却にとっても何れもかなり重要な要素のはずですが、なぜか安倍さんカッケェという結論になってしまう・・・
 
 そういう残念な人たちは安倍信者と言われています。自分が信じてきたものが、実は全く正反対なものだったので、訳分かんなくなっちゃったのでしょうか?自民は民主よりはマシと言うが、国民にとって現政権はかなり悪影響が大きく、野田よりましかどうかすら分からない。株持ってる人は、間違いなく民主より自民が良いというでしょうが・・・
 
 最近は偽装保守という言葉もあるようです。主張することは保守だが、支持しているは新自由主義勢力である、という矛盾している人のことを指しています。ひょっとすると、彼らは新自由主義者であるが、保守派の票を取り込むために保守政策を主張し続けているのかもしれません。
 
 三橋貴明さんが新自由主義者とは思えませんが、結果だけ見ると新自由主義勢力にとって都合の良い票集めのコマになっているのは否定できませんね。