小型株投資の日記

株式投資の記録

競走馬の採算性

 株とは全然関係ないのですが、競走馬を買って走らせた時に採算が取れるかどうか考えてみました。いわゆる馬主をやった時にどうなるかと。

 

 中央競馬(JRA)と地方競馬がありますが、相対的にハードルが低い地方で計算します。数字の論拠は怪しいので参考程度でお願いします。

 

 馬はセールなどで1歳の7月に仕込み、その後牧場で次年度の2月まで預託し、3~4月は育成牧場で鍛えて、5月から門別競馬場の厩舎に入厩して、7月にデビュー戦を行うとします。

 

 馬代       220万円

 預託料 7月~翌2月 132万円

 育成預託料 3~4月  55万円

 厩舎預託料 5~6月  33万円

 雑費        10万円

 

  ざっくり、デビューまでに450万円。

 その後は、月2回出走すると出走手当が約16万円で厩舎の預託料と同程度になり、順調に出走できれば持ち出しは多くありません。

 また、門別競馬場は11月頃から約5か月間、冬休みがありますので、その間の預託料が持ち出しになり、80万円ほど必要になります。

 

 これらを合わせると3歳の11月までに必要な経費は約530万円となります。この530万円を賞金で稼がなきゃいけないですが、馬主の賞金の取り分は80%なので、700万円ほど必要になります。

 地方デビューで700万円稼げる馬は10頭に1-2頭くらいじゃないのかな。。。

 

 体感的には1頭で400万円ほどの赤字で、たまに1,000万円以上稼げる馬も出てきますので、その時はプラスになる感じですかね。暇つぶしには良いですが、結構お金がかかりますね。