小型株投資の日記

株式投資の記録

2020年 業種別所得ランキング

 令和2年度の国税庁の申告所得税のデータから、業種別の平均所得ランキングを作ってみました。個人事業主の所得の比較になります。

 とりあえず、業種の大きい区分で所得の多いほうから並べてグラフにして見ました。人員は人数です。

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 所得が多いのは、医療保険業の768万円、士業の549万円、鉱業367万円、建設業276万円となっています。鉱業の人数は153人なので除外しても良いと思います。

 なお、個人事業主の事業所得全体の平均は、223万円となっています。控除は100万円以上あるはずなので、年収で考えると350万円を上回るくらいでしょうか。

 

 

 大区分では大雑把すぎるので、もう一段細かい区分でも所得ランキングを作りました。平均所得300万円以上を上から並べてます。

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 高いほうから、病院/診療所が2,114万円、弁護士1,040万円、歯科医1,020万円、税理士/公認会計士725万円、職業選手/競技関係者/職業棋士667万円、獣医606万円、その他の法務専門サービス(特許関係?)509万円。

 何れも簡単になれる仕事とは思えませんし、これら合わせても21万人の人しかおらず総人口の0.2%未満です。

 

 

 これを見ると、それなりに稼ぎたい普通の人は事業なんかやらずに出来るだけ大きい会社でサラリーマンやるのが一番良さそうです。

 

引用元:令和2年度統計年報「2 申告所得税」を掲載しました(令和3年10月29日)

国税庁統計情報|国税庁 (nta.go.jp)

2021/11 株式状況

年初来:-1.8%

予想配当:+89.3%

 

 今月のみでは、-12.9%。年末に向けて、ガタガタになるパターン。何か有効なことが出来るわけでもなく、風が吹くのを待つしかない。

 配当は良い感じなので、最悪は配当金FIRE生活を固めます。

 

コード 銘柄
1431 リブワーク 
2742 ハローズ
3138 富士山マガ
3150 グリムス
3261 グラン
3482 ロードスタ
3498 霞ヶ関キャピ
3538 ウイルプラス
3934 ベネフィットJ
6089 ウィルグル
6757 OSGコーポ
7037 テノ.
7097 さくらさく
8996 ハウスフリー
9275 ナルミヤ
9381 エーアイテイ
9385 ショーエイ
9467 アルファポリ
9702 アイ・エス・ビ

教育費用のコスパはかなり高そう

 幼児教育などを行うことによるコストパフォーマンスを見積もってみたいと思いました。

 幼児教育は週一回の教室費用と家庭で行う学習プリント代を合算すると、幼稚園の3年間で約70万円。幼児教育の効果の程度がどれくらいかは良く分からないですが、自分の子どもを見ていると地頭にはかなり効果があると思います。

 小学校1~3年も幼児教育の延長を行って、3年間の算数/国語で約80万円。6年間で150万円で上位グループに入れるなら、コスパは結構良いと思います。

 

 そこから中学受験のために塾に通って、私立の中高一貫校に行き、高校生は一応塾に通って大学受験する。これだけやれば、旧帝大クラスには十分入れると思います。

 

幼児教育+塾費用 概算
年少~年長 70万円
小学生1~3年 80万円
小学生4~6年 250万円

 

学費概算 国公立 私立 差額
中学校3年間 150万円 420万円 270万円
高校3年間 140万円 290万円 150万円

 

大学受験塾代 概算
高校3年間 150万円

 

 

 この教育プランだと、公立の小中高を進学した場合に比べて、約1,000万円余計に費用がかかります。対費用効果を考えるために、大学卒業の人の年収と旧帝大以上の卒業生の年収を比べてみます。大学別の年収ランキングを見ると偏差値高い大学のほうが高い傾向にあり、旧帝大クラスだと平均年収600万円ほど。偏差値の高くない大学だと年収も低下傾向で、10%~30%下がる感触。

 大卒の男子の生涯賃金を2.4億円とすると、20%でも5,000万円ほど違います。

 

 学費を1,000万円余計にかけて、生涯収入が5,000万円増加するなら、割の良い投資と言えますね。

教育も計画が大事

 私はかなり田舎な地方の出身で、小中学校は地元の公立で、高校は地元の公立の進学校的な所に通い、塾は使わずに大学まで進学しました。

 

 そもそも受験する中学校が地元に存在しなかったし、塾に通うという発想もありませんでした。

 私の通った中学校では、学校で放火事件が起きてテストが延期になったり、学校内で無抵抗の生徒を殴る蹴るで顔面血まみれにした転校生や、道路にガソリンまいて火をつけて警察沙汰になった生徒もいたし、授業中に殴り込みに来る人がいたり、2階から中庭に人が落ちて「死んでないから、まあ良いか」って話になったらしいと聞いたけどその後に校長先生が卒倒して大騒ぎになったり、色々ありました。

 当時は不良の漫画が人気があったし、学校の窓ガラス割って~、とかいう歌も流行っていたので、中学校ってそういうものかなと思っていましたけど、今思うと環境悪すぎてヤバイですね。川が近くにあったら、おそらく死人が出ていたと思います。

 

 

 今は別の地域の田舎に住んでいるのですが、ここでは受験できる中学校が二校あり、うちの小3、小2の子供らも、受験しようかって話をしています。(普通の公立で上述のような学校だったら困るし。)

 色々調べていると、大学付属中学校に入学できれば、受験なしで大学までエスカレーターで行ける場合もあるみたいです。ということは、小学生で頑張れば人生の勝ち組がほぼ確定する、少なくとも最低ラインを高い位置で決めることも可能になります。

 

 これは、受験するメリットが大きいなと思い、近場の評判のいい塾に行くことにしました。塾も入塾テストがあるらしく、四谷の模試で偏差値55以上が目安と言われました。中学受験は任意で模試を受ける人も限られるため、上位陣の中でも優秀な成績が必要という事になります。

 

 中学受験する人は塾に行くケースが多いと思いますが、やはり塾だと勉強量が非常に多くて、小4でも週に5時間、宿題が1日1時間程度のボリュームがあります。家庭学習ではそこまで勉強させるのも困難だし、ライバルもいないし、勉強内容のバランスも取らなきゃいけないし、受験の情報も不足してしまいます。よっぽど才能があって、自分で出来る子は別でしょうが、塾は行ったほうが間違いないと思います。

 

 塾の内容も1年先取りになるため、小学5年から開始するのではついていくのが大変になるし、定員で締め切ることもあるそうです。

 

 などなど色々と考えると、親として子供の人生を勝ち組に導きたいなら、幼児教育から開始するのが良いと思います。塾は小学校低学年か、遅くても新小4(3年生の2月)に入る。

 

 

 こうして、熱心な金持ち家庭と、そうでもない家庭では、埋められない差が生じるのかも知れません。

子持ちFIREなら、年収1,000万円くらい必要かも

 最近は自分の事よりも、子供に出来る限りの支援を優先して考えています。ジュニアNISAをやったり、習い事のサポートしたり、家庭で問題集を毎日見たり。

 中学受験も視野に入れて、塾をどうするか考えたり。

 

 その一環として、子供の学力には、どういう要素が重要なのか気になり、お茶の水女子大学の「保護者に対する調査の結果と学力等との関係の専門的な分析に関する調査研究 」というレポートを読んでみました。

 

 それによると、学力が高い子供の家庭環境は以下の傾向にあるそうです。

世帯年収が高い

・父親の最終学歴が高い

・母親の最終学歴が高い

・テレビなどの時間を決める

・勉強の意義、将来の進路、学校での出来事、社会のニュースなどについて話をする

・家に本がたくさんある

 

 これらは普通のイメージ通りで、特に疑問もありません。

 しかし、ちょっと違和感があるデータも幾つかありました。

 

 まず、父親が単身赴任中であると少し学力が高い傾向にあり、母親が単身赴任中であるとかなり学力が低下しています。

 また、父親の帰宅時間が遅いほうが学力が高く、帰宅が早かったり就業していないと低下する。逆に母親は未就業や帰宅が早いほうが学力が高く、帰りが遅いほど低下していました。

 

 これだけを見ると、父親は家にいないほうが学力が高くて、母親は家にいるほうが良いとなります。

 父親が家にいないほうが良いとなると、FIREすると子供の学力が低下してしまうじゃないかと心配になりました。

 

 しかし、レポートには続けて、経済力や両親の学歴を考慮すると、帰宅時間と学力の相関が無いとしていました。つまり、父親が未就業や帰宅時間が早いと収入が低下するため、学力に悪影響を及ぼすという事のようです。

 

 ですので、金持ち父さんが家でダラダラしても、子供の学力に悪影響が出るわけでは無さそうです。

 

 子持ちでFIREを目指すなら、経済的に不自由しないレベル(~年収1,000万円相当)を目指すと、子供にとっても良さそう。

実は日本人は豊かになっているという考えも

 日本の実質賃金は30年も下がり続けており、総貧困化が進んでいると言われます。

 これからも改善されることは考え難く、ますます賃金が切り下がり貧乏になって行くのがメインシナリオでしょう。

 

 これは、経済政策が全然上手く行ってないとも言えますが、その一方で家計資産は過去最高と良くニュースになっています。

 

 資産よりも純資産で見るほうが良いかと思いまして、日銀の資金循環統計から家計の純金融資産を計算してグラフにしました。純資産は1997年に比べると、最近では2倍程度に増大しています。

 

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 失われた30年で、暗い日本のイメージがありますが、実はその影ではウハウハで笑いが止まらない人たちもいるんじゃないかな~。

 

 純金融資産の格差がどうなっているのか気になるところでしたが、古いデータしか見当たらず断念。

2021/10 株式の状況

年初来:+12.8%

予想配当:+84.0%

 

 今月のみでは、-2.2%。良く分からない値動きの銘柄ばかり。±20%程度は考えても仕方がないように思えます。

 

 今更ですが、大人のNISAを開始。リブワーク、グリムスアルファポリスロードスターとしてみました。売却は行わない方針なので、馴染みのあるグロース系にしました。

 

コード 銘柄
1431 リブワーク 
2742 ハローズ
3138 富士山マガ
3150 グリムス
3261 グラン
3482 ロードスタ
3498 霞ヶ関キャピ
3538 ウイルプラス
3934 ベネフィットJ
6089 ウィルグル
6757 OSGコーポ
7037 テノ.
7097 さくらさく
8996 ハウスフリー
9275 ナルミヤ
9381 エーアイテイ
9385 ショーエイ
9467 アルファポリ
9702 アイ・エス・ビ